京都手帖

佛教の文様(仏教の文様)

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商品説明

寺院の本堂や家庭の仏壇には、香炉や燭台などをのせる卓(しょく)があります。この卓には、法事や行事の際、三角あるいは四角の裂(きれ)が掛けられます。この裂を打敷(うちしき)といいます。
本書は、その「打敷」に使用されているさまざまな文様を紹介します。
寺院の内陣や仏壇内は金色に輝いていることが多いのですが、この中に金襴や錦などの高級織物や、刺繍された色彩豊かな打敷が掛けられることによって、より華やかで荘重な空間に変わります。仏や故人を敬う心から、高価な裂を用いて贅を尽くした打敷は、時代の流れによって厳粛さの中にも季節感のある織物を取り入れるようになりました。仏事を季節の行事のひとつとも認識していた、日本人の感性が伝わってきます。
これらの打敷は、特別な機会に、しかも期間限定で登場するだけですが、そこには当時の宗教空間に対する価値観や思いが込められています。また、当時の染織の粋を集めたデザインと色彩の打敷は、その時代を伺うことができる資料でもあります。

[池 修(いけ おさむ)]
昭和31年生まれ。昭和55年、京都大学医学部を卒業。平成3年、フランス・トゥールーズ大学病院胸部外科に勤務。
平成3年、京都大学胸部疾患研究所助教授(外科)。平成7年、京都大学大学院医学部助教授(呼吸器外科)。
現在、勤務医、僧侶(真宗〈浄土真宗〉)、蹴鞠保存会理事、京都市伝統行事・芸能功労者。
※プロフィールは刊行当時のものです。

商品コード
000000000110
著者
池 修
サイズ
163mm × 121mm
内容量
320頁
商品画像について
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