京都手帖

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商品説明

大正13(1924)年、関東大震災で京都に疎開していた柳宗悦は、濱田庄司の紹介で河井寬次郎と出会うことになります。3人は弘法さん(東寺)や天神さん(北野天満宮)で開かれる骨董市に出かけ、そこで見つけたものは「下手(げて)もの」と呼ばれた雑器や布類でした。そして柳宗悦たちは、日常で使う道具の中にこそ「美」は存在すると考え、「民衆的工藝=民藝」 と名付けました。そして昭和8(1933)年東京に戻り、昭和11(1937)年目黒区駒場に日本民藝館を開設することになります。この約10年間に蒐めたモノは貨車4台分にのぼったといわれていますが、この京都時代が「民藝」にとっての揺籃期となったことは意外に知られていません。本書はその京都時代の柳宗悦にスポットを当てた、「民藝」誕生の秘密にアプローチした一冊です。

[杉山 享司(すぎやま たかし)]
1957年生まれ。専門は工芸史(民藝運動を中心に)、博物館学。日本民藝館常務理事を務める。

[土田 眞紀(つちだ まき)]
1960年、大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科西洋美術史専攻博士後期課程単位取得退学。1987年から1999年まで三重県立美術館に学芸員として勤務し、「ヴァン・ド・ヴェルド展」、「20世紀日本美術再見」展、「柳宗悦展」などの展覧会企画に携わる。専門分野は近代工芸・デザイン史。

[鷺 珠江(さぎ たまえ)]
1957年、河井博次・須也子の三女として京都市に生まれる。1980年、同志社大学文学部文化史学科卒。同年より河井寛次郎記念館学芸員として勤務。以降・祖父河井寛次郎に関わる展覧会の企画・監修や出版、講演会、資料保存などに携わる。

[四釜 尚人(しかま なおひと)]
1959年、愛知県生まれ。しかまファインアーツ代表 京都民藝協会理事
大阪芸術大学建築学科卒業。クリスティーズ・エデュケーション、ロンドンにて現代美術課程修了、ディプロマ取得。バーナード・リーチを主に、民藝運動にかかわった個人作家の初期作品、日本と英国の工芸作品を扱うギャラリーを京都市中京区にて主宰する。

商品コード
000000000114
著者
杉山 享司/土田 眞紀/鷺 珠江/四釜 尚人
サイズ
A5判
内容量
250頁
商品画像について
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